先輩からのアドバイス

こんにちは!
明治大学 文学部4年の中里 虹輝です。

毎年夏休みには実家への帰省も兼ねて、私自身も高校時代に通っていた東進衛星予備校 西那須野校で高校生の受験勉強のお手伝いをしています。

中里君グループミーティング (1)

高校生のみなさんにとって英語の勉強というと、単語、熟語はもちろん、様々な構文の訳し方を暗記することというイメージはありませんか?

実は暗記せずとも、単語、熟語、ともに核となる意味(辞書では基本義などと記載)やイメージを知り、なぜ一つの単語や熟語が、一見全く異なるような複数の意味で用いられるのかを理解することで、多義語と呼ばれる単語や熟語の複数の意味を包括的に覚えることができます。(ヒントは語義展開図)
一つの意味しか持たない単語や熟語なら暗記でもいいかもしれませんが、”take”や”figure”などの多義語ではどうでしょう?
また“book”や”doctor”にもそれぞれ「予約する」、「去勢する」といった動詞としての用法があり、日常的に使われる単語の多くは多義語です。

暗記することが悪いわけではありません。
しかし丸暗記した記憶は本番の試験の際に緊張で忘れるかもしれません。一方、知識や理論に裏付けられた記憶は覚えやすく、忘れにくいです。

これまで高校生の皆さんには様々なアドバイスをしてきましたが、それら全てを通して伝えたいことは一つです。
受験までの限られた勉強時間、より効率的に使う方法があるかもしれません。
人によって理解力の良し悪し、暗記の得手不得手はあったとしても
誰しもに平等に与えられた時間をどう使うかで、その人の伸びしろが決まるのではないでしょうか。

グループミーティングでは、拙い言葉で色々とアドバイスをしてしまいましたが、真剣な眼差しで聞いてくれてありがとうございました。
西那須野校の皆さんの志望校合格を祈っています!!